部屋探しを終わらさねばまずい

うー、部屋探し嫌だ。もう無理!「泣き事い言わず、次の資料を見て下さい。時間は有限、大切にせねば」お姉ちゃん、全部やってよ。

「馬鹿を言わんで頂戴。誰の部屋探しと?」私。「自覚あるなら早く目を通す。私も好きで貴方に付き合ってるのじゃねー」じゃー何故?

「母様に是非頼むと申されたから。それ以外、理由ありませぬわ」ちぇっ、嫌々か。「当然」部屋探しはさ。何てゆーか、こー、自由で無きゃ駄目だと思うんだ。

自身、求める最上の場所。これをじっくり…。「一人で部屋探しを重ね、一体何年が経過した?」さあ、記憶にねえわ。

「早半年。このままでは四年生大学を卒業後、貴女、住む場所無く、路頭となりますよ?」泊めてよ。「甘えても駄目。絶対無理」何故?たった一人の妹を、締め出す気?

「此方も事情があるから。そーゆー弱音吐くより、現状、精一杯努力せい」ふぅ、努力か。大嫌いな言葉だわ。

「捻くれ者」何とでもどーぞ。努力、友情、愛、全部不満。消えちゃえ。「泣き事?勘弁しろ」